スポーツフィッシングもいいけれど、ウキをのんびり眺める、のほほんとした釣りもいいですよ。
のどかな川の中・下流、その支流である小川や池・沼での簡単かつ良く釣れるウキ釣りを紹介します。
ストレス社会の今こそ、最もお薦めしたい釣りの一つです。
※この釣りではエサにミミズを使いますので苦手な方はご注意ください。
こんな魚が釣れます
地域や釣り場によって変わりますが、一般的に釣れる魚を紹介します。
鮒(フナ)
「釣りは鮒に始まり、鮒に終わる」とことわざがあるように、身近な場所で手軽に釣れ、そして実は奥が深いのが鮒釣りです。
本記事で紹介している仕掛けでもよく釣れます。
鯉(コイ)
淡水で釣れる魚の中では大きくなる種類です。
時に大物の鯉の強烈な引きを堪能することができます。
鯰(ナマズ)
夜型の魚ですが、場所によっては昼でも普通に釣れることがあります。
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モロコ/モツゴ(くちぼそ)
エサ取りとして厄介な存在が小さなモロコやモツゴです。
ここで紹介している仕掛けのハリサイズでは、口が小さな彼らが掛かることは少ないのですがエサが取られてしまいます。
ウキが賑やかなアタリを示したらこれら小魚の可能性が高いでしょう。
ブラックバス
バス釣りの人による放流により、各地の川や池・沼で繁殖しています。
好むかどうかに関わらず釣れてしまうことがあります。
※釣れたら持ち帰って食べてしまいましょう。
亀(カメ)
魚ではありませんが、各地で繁殖しているミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)を筆頭に、クサガメ、イシガメなどが釣れる場合があります。
※釣れると針を外すのに難儀しますので、フィッシングプライヤーまたはラジペンを持参すると良いでしょう。
その他の魚
その他では、ウグイ/オイカワ/ニゴイ/カマツカ/雷魚/ブルーギルなど、川の下流域ではハゼが釣れることもあります。
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釣り場を見つけよう!
- インターネット・地元の新聞・情報誌または釣具店で情報を入手しましょう。
- 意外と知られていない穴場ってあるもんです。
偵察用の最低限の釣り具とミミズを持って、盆地や平野を走る流れの遅い小川や池・沼を探してみましょう。地図やカーナビ等である程度目星をつけられます。
車やバイクがある方は有利ですね。特にミニバイクは強力な武器になります。
- 目星をつけたら、濁りのある場所で試し釣りしてみましょう。
できれば、朝・夕のまずめ時が良いです。
とりあえずフナが釣れる場所には、コイやナマズも棲息する可能性が高いです。
※他人の所有地、立入禁止の場所および危険な場所での釣りは慎みましょう。
CFマスターの実績豊富な仕掛図
下の仕掛図を参考に仕掛けを作ってみてください。
市販の本に書いてある方法とは違うと思いますが、管理人の釣果実績豊富な仕掛けです。
是非お試しください。
<この仕掛けの特徴>
釣ってみよう!
あえて説明するほどのことはありませんが、以下の通り非常に簡単な釣りです。
- 仕掛けをポイントに落とします。
ウキの目印部分が見える位にウキ下を調整します。 - エサのミミズをハリに付けます。
- 再度仕掛けを投入します。
仕掛けは流れることなく、ずっとそこにありますので、後はジイッとウキを眺めるだけです。 - ウキがアタリを示したら、竿先をさっと上げ、アワセます。
※モツゴやモロコ等の小魚程、派手のアタリを見せます。 - 掛かったら、竿を常に高く上げた状態を維持しつつ魚を手前に寄せてきます。
大物がかかったら、タモですくいあげます。
アタリが無いときは…
たくさん釣れる場所でも日中は1,2時間さっぱりアタリが無いこともあります。
そんな時にでも夕方近くなって釣れだすこともありますので、のんびり構えましょう。
スマホをいじったり、ぼーっと考え事をするのも悪くありません。
実績の無い釣り場の場合、仕掛け投入ポイントや釣り場を変えてみるのも手です。
<更新履歴>
2021/04/17 写真の追加・変更、追加の説明文を挿入しました。